1961-04-25 第38回国会 参議院 文教委員会 第22号
それから百八十六ページに同じく三十五年から四十五年までの工業高校卒程度の技能者供給不足数が出ていますが、約四万二、三千人程度の数が並べられておるのです。この並べてある数字を経済企画庁としては所得倍増計画を立てる場合に、こういう並べ方をどう評価して、どういう眼でこの数字を見られたか、承りたい。
それから百八十六ページに同じく三十五年から四十五年までの工業高校卒程度の技能者供給不足数が出ていますが、約四万二、三千人程度の数が並べられておるのです。この並べてある数字を経済企画庁としては所得倍増計画を立てる場合に、こういう並べ方をどう評価して、どういう眼でこの数字を見られたか、承りたい。
これらを統計の上から申しますると、昨昭和二十二年九月現在における岡山縣の住宅不足数は戰災によるもの、疎開取壊しによるもの、復員者、引揚者等による利用増加によるもの、戰時中の供給不足数及び終戰後の災害損失によるもの等、これらを合計いたしますと、不足戸数は七万六百八十六戸に相なつておるのであります。
この外に戰時中からの自然供給不足数が百八万戸も当然補充せねばならないというのであります。この戰時中の自然供給不足の百八万戸は、仮にいわゆる耐乏生活を更に暫らく継続する意味において辛抱せらるべしといたしましても、戰災者と引揚者のための三百三十二万戸だけは、一日も早く建ててやらねばならぬ絶対的必要に迫られておるのであります。